大変遅ればせながら、今週号の週間少年ジャンプに掲載の鳥山明先生久々の新作読切、
「KINTOKI- 金目族のトキ-」を読みました。
以下、感想です。
・背景がナメック星もしくはドクターゲロの研究室付近みたい
・主人公の目つきが悪い。近眼か?
・ヒロイン役も可愛くない。 金星人・・・・・・ニノさん?
・短命種族だから子孫残さなきゃ!だから結婚してくれ!というプロポーズは端的で良い(笑)
・おいしい天ぷら定食なら喜んで付いてく!(笑) 今の季節なら松茸の天ぷらもあるかな
・たこ焼き4個に格下げかよ!
・海外版ではTEMPURA、TAKOYAKIって表記されるのかな。日本の食文化を世界に広めるのは良いことです
・カラオケでデュエットも日本文化か?
・悪役の声がフリーザ様のお声で脳内再生される
・ヒロイン助けるために、飛んできて、両足を踏みしめてダンッ!と着地したのが格好よかった。
私が同じことやったら、確実に膝がやられる
・ワンピ、ブリーチもそうだけど、戦闘中に敵側がお茶目で好意的だと、後に必ず味方になるよね
・ドラゴン(みたいな動物)描かせりゃ、鳥山先生は世界一
・でも効果線っていうの?集中線がなんか汚く雑に見える
・38才の金目は、仲間になるのかと思ったら、歩み去ってしまうのか
・スリムに見せるのは大事。がんばれ
・助けたヒロインが「恋人になってやってもいい」って言ってるのに、
「同族の女の子がみつかるかもしれないからいい」とあっさりノーサンキューなトキ。
うん、まぁ純血保存は大事だよね・・・
高い戦闘力を持ってるのに、平和な世の中だからか活躍の場が無く、
雷龍(サンドラ)という龍を捕獲しては売って生計を立てているらしいトキ。
世間知らずなのか、余所で売れば400~500ゼニーの価値があるところを、わずか35ゼニーでぼったくられてるし。
きっと、ラディッツやベジータたちが地球に攻め込んでこなければ、
悟空もこんな生活だったんだろうな・・・
相手の外見だけでは男か女かの区別が付かないのも悟空に似てますね。
悟飯とフュージョンしてた頃のトランクス君と同じ年頃っぽく見えるけど、19歳なんですって。
38歳はもう金目族の平均寿命を超えているそうなので、早く子孫を残さないと!
金目族は絶滅したと思われてるほど数が少なく、トキのお父さんも亡くなる時
「相手が金目族でなくてもいいから、子どもを作って血を絶やさないでくれ」と頼んだそうです。
それを語る真剣な眼のトキ。さらりと描いてるけど泣ける・・・
似たようなことをナウシカ(原作版)に出てくる僧正さまもマニ族の皆さんへおっしゃってますね。
「ひるむな。困苦に耐えよ。屈辱の元でも、子を生み育てよ」と。
これは、少子化という現代社会に向けられた鳥山先生のメッセージではないでしょうか・・・!( ̄□ ̄;)!!
日本人は子孫を増やし、大和民族を絶やすなと・・・
そうだよ!富国強兵だよ!生めよ増やせよ!私も色々タイムリミット迫ってるから生まなくては!!(あれ?)
このまま連載として続きそうな終わり方でしたね。
行く先々で人助けして、冒険して、
金目族でちょうど良いお年頃のお嬢さんがいたら、さーんかく関係ゲキトツ☆
みたいな展開なんでしょうな。
でももう週間連載なんてしないだろうな~
ドラゴンボール連載末期は本当に過酷な状況だったみたいだし。コミックスの作者コメントから
「休みたい!もう連載やめたい!」という断末魔の悲鳴がにじみ出てたもんね~・・・(_ _;)
私は「Dr.スランプ アラレちゃん」や、悟空がカカロットと呼ばれる以前の「ドラゴンボール」が大好きで大好きで、
あの頃の、タッチが柔らかで、遊びも余裕もあるテイストの鳥山漫画がもう一度見たいですね。
新品価格 |
中古価格 |
久々にアラレちゃん読み返すと、恐竜やバイクの絵を見ながら一生懸命真似して描いた子どもの頃が思い出されて、甘酸っぱい気持ちになります。
鳥山先生の機械人間?の自画像、あれ本物だと思ってましたもの。
「こんな緻密ですごい絵を人間が描けるわけない!機械人間に違いない!」って(笑)